両頭研削盤|研削盤・中古機械の販売・買取

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両頭研削盤

両頭研削盤2つの砥石を向き合わせて回転し、その砥石の間に工作物を通すことで両面を同時に研削することのできる平面研削盤両頭研削盤(図8-30)と呼びます。ベアリングの内輪・外輪・ピストン・リングなどの両面が平行な工作物を大量に研削したいときに、この両頭研削盤を使います。 砥石の向きにより地面に対して垂直な砥石軸を有する立型両頭平面研削盤と地面に対して水平な砥石軸を有する横型両頭平面研削盤とがあります。 立型は、リング、円板状の偏平形状品の加工に、また横型はワーク厚みの厚い、取代の大きい加工物用に用いられます。

立型横型

加工方式としては、スルー方式とインフィード方式の2つがあります

スルー方式は一定間隔で固定された砥石間を1回通過させる事により加工する方式です。 インフィード方式は予め加工物より大きく砥石間の距離を持たせ、徐々に切り込みながら所定寸法まで仕上げる方式です。

スルー方式においての加工物供給方法

直線型スルー方式
 

スルー方式は砥石間に機械前面より後部へ貫通する形で、2本のガイドレールを配置し、そのレール間に加工物をローラーやベルトを用い強制的に送り込み加工します。ローラー方式は厚みのうすい物に、ベルト方式は肉厚のワークに適しています。

ローラー方式ベルト方式

キャリア型スルー方式

キャリア方式は加工形状に合わせたサイズの穴(ポケット)をあけた円板(キャリア)を使って、加工する方式です。またこの方式の発展型でとして、キャリア外周にV字溝を多数設け、そのV字面を基準とし、且つ加工中キャリアより落下するのを防ぐために、ベルトやチェーン等を用いる、ベルトクランプ方式、チェーンクランプ方式もあります。この方式は加工物のある基準面に対する直角等を必要とする加工物に用いられます。

キャリア型ベルト/チェーンクランプ型

インフィード方式の加工物供給方法

インフィード方式の加工物の供給方法として、インデックスアーム型、ガンフィード型、スイング・アーム型等、加工物の形状、要求精度に応じ、多様な供給方式があります。
また、加工物の平行平坦度の更なる向上を狙う為に、強制的に加工物に回転運動を与える強制ドライブ機能、加工中に研削砥石の中で、加工物に前後あるいは左右の往復運動を与えるオシレーション機能を併用して加工します。

インフィード方式の加工物供給方法

 
 
 

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